ターナー症候群と共に

ターナー女性によるブログ

ターナー症候群の学校生活は?

こんにちは、26歳ターナー症候群のりっちゃんです!

今回は、ターナー症候群と学校生活についてです。

 

「娘がターナー症候群だけど、学校生活で困ることはないかしら?」

 

そんな風に心配されている親御さんのために、ターナー女性の私が、実際に学校で困ったこと、その困りごとの対処法をお話ししますので、ぜひお読みください。

 

それではよろしくお願いします!

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困ったことは?

数学が苦手

算数は苦手ではなかったのですが、中学生から始まった数学には苦手意識がありました。

空間認識能力が低いので、図形の問題が苦手だったのです。

ターナー症候群の人は、空間認識能力が低いことが多いそうです)

特に、高校生の時に習った空間ベクトルの問題には苦戦しました。

ですが、計算問題は苦手ではなく、成績はそんなに悪くなかったです。

問題が解けたときは気持ち良いと思いましたし、数学は楽しいと思っていました。

体育が苦手

体育も、空間認識能力が低いため苦手でした。

そのため、成績は良くなかったです。

特に、バスケットボールやバレーボールなどの球技はとても難しいと感じました。

ただ、小さい頃からスイミングスクールに通っていたので、水泳は得意でした。

2000m走も好きでしたし、全ての種目が苦手なわけではないです。

通院のために欠席

小学生の頃は、3ヶ月に1回ほど通院のために欠席していました。

午前中に病院に行って、午後からは授業に出席することが多かったです。

病院での待ち時間は退屈でしたし、早く学校に行って友達と遊びたいと思っていました。

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対処法

数学・体育が苦手

数学も体育も、きっと全てが苦手なわけではないでしょう。

自分の得意な分野に力を注げば、それなりに成績は伸びると思います。

私は大学受験のとき、数学の配分が少ない大学・学部を選んだことで、第一志望の大学に合格できました。

できないことよりも、できることに目を向けるといいでしょう。

授業を欠席

ときどき授業を欠席するくらいは大丈夫だと思います。

先生や友達が協力してくれるでしょう。

私は不登校になって何ヶ月も休んだことがありますが、その分は追いつくことができましたし、授業を数回休んだくらいはすぐに取り戻せます。

担任の先生に事情を説明しておけば問題ないでしょう。

「学校に行きたい」「病院に行くのがイヤ」といった気持ちをケアをしてあげることの方が重要だと思います。

最後に

誰にだって苦手なことはあるので、数学や体育が苦手でも、何も心配しなくて良いと思います。

得意なことを伸ばしていきましょう。

 

ターナー症候群だと知的障害や発達障害を併発することもあるようですが、その場合も同じだと思います。

自分にできることに一生懸命取り組むことで、自分の魅力は高まるのではないでしょうか。

 

お読みくださりありがとうございました!